【マインドセット】「お役に立ちたい」と言ってはいけない?ビジネスで“いい人ぶる”のが危険な理由

「自分の商品や発信を否定されると、深く傷ついてしまう」 「読者から嫌われたくなくて、つい『いい人』を演じてしまう」

オンラインビジネスや情報発信をしていると、このような悩みに直面することは多いですよね。 ビジネスの基本は「誰かの悩みを解決し、役に立つこと」ですが、発信の中で過剰に「お役に立ちたいです!」とアピールしすぎるのは、実は非常に危険な行為です。

今回は、ビジネスと個人の人格を切り離す重要性と、「いい人」を演じることが結果的に自分のビジネスの首を絞めてしまう理由について解説します。

1. ビジネスと「自分の人格」を切り離そう

情報発信においてまず大切なのは、「ビジネスと個人の人格を切り離す」ということです。

例えば、自分がセールスした商品を断られたり、発信内容に対して否定的な意見(低評価レビューなど)をもらったりすると、あたかも自分自身が攻撃されたように深く傷ついてしまう人がいます。 しかし、相手は単に「その商品が必要なかった」か、「コンテンツの中身」に対して意見を言っているだけであり、あなた自身のことが嫌いなわけではありません。

ここを同一視してしまうと、他人の目が気になり、自分が悪く思われないための無難な発信になってしまいます。SNSで承認欲求を満たすために発信している一般の人たちとは違い、私たちはビジネスとして発信しているため、売上に繋がらなければ意味がないということを忘れてはいけません。

2. 「お役に立ちたいアピール」が自分の首を絞める

誰かの役に立ちたいという心を持つことは、ビジネスにおいて非常に大切です。しかし、「私は皆さんの役に立ちたいんです!」と過剰にアピールしすぎるのは考えものです。

なぜなら、そう言い続けていると、いざ自分の商品をセールスしようとした時に、読者から「人助けって言っていたのに、結局お金を取るのか」と思われ、非常に商品が売りにくくなってしまうからです。 また、「この人はタダで助けてくれるんだ」と勘違いした「クレクレ君(無料でやってもらおうとする人)」ばかりが集まってしまう危険性もあります。

かつて、ある起業家の方がメルマガの登録フォームに「一切売り込みは行いません」と書いていたことがありましたが、これは読者に嫌われたくないがゆえの行動であり、自らセールスを封じて自分の首を絞める結果になってしまいます。

3. プロとして「対価」を受け取る覚悟を持つ

どんなビジネスであっても、何かしら人の役に立つことをして、その対価としてお金をいただいています。 重要なのは、それを「ボランティア」としてやるのか、「仕事」として正当な対価をいただいてやるのかの違いです。

プロフェッショナルとして人助けをするのであれば、「しかるべき金額はいただきますよ」という意思をしっかり示す必要があります。 ずっとタダでやり続けることは不可能ですから、どこかのタイミングで必ずお金を支払っていただく必要があります。その時に「いい人」を演じすぎていると、値上げ一つするのにも苦しくなってしまいます。

4. 「いい人」であることより「価値を提供する」こと

世の中に大きな価値を提供している人が、必ずしも「いい人」であるとは限りません。 例えばイーロン・マスクは、人間的には冷酷だと言われることもありますが、彼が提供している技術や納めている莫大な税金によって、結果的に多くの人が救われ、世の中に多大な貢献をしています。

一方で、どれだけ「お役に立ちたいです」と言っていても、実際に何の価値も生み出していないのであれば、本当の意味で世の中から感謝されることはありません。 本当に人の役に立ちたいのであれば、言葉で「いい人アピール」をするのではなく、行動や生み出す価値で示すべきなのです。

まとめ:他人の目を気にせず、ありのままの自分で勝負しよう

「他人から良く思われたい」「嫌われたくない」という意識でいい人を演じていると、いつかボロが出た時に「いい人だと思っていたのに」と大きなギャップが生まれ、一気に信用を失ってしまいます。

ビジネスを長く続けていくためには、無理に全人を装ったり、媚びへつらったりする必要はありません。 「よく思われたい」という承認欲求を捨て、ありのままのあなたで、必要としてくれる人にしっかりと価値を届けていきましょう。