【コンテンツ販売】Udemyで売るべき人、売るべきでない人の決定的な違いとは?「プラットフォーム vs 自社メディア」戦略ガイド
「自分の講座を作ったけれど、どこで売ればいいのかわからない」 「Udemyの手数料は高いから、最初から自社サイトで売りたい」
コンテンツビジネスを始めようとする際、多くの人がこのような悩みを抱えます。結論から言うと、すべての人がUdemyを使うべきわけではなく、かといって全員が自社メディアで売るべきでもありません。
今回は、あなたの「現在の状況」や「商品の性質」に合わせて、プラットフォーム(UdemyやKindle)を使うべきか、自社メディアで販売すべきかを判断するための基準を解説します。
1. 初心者は迷わず「プラットフォーム」から始めるべき
これからコンテンツビジネスを始める「完全な初心者」であれば、まずはUdemyやKindleといったプラットフォームを利用するのが鉄則です。
いきなり自社の販売サイトを作り、高額商品を売ろうとするのは非常に難易度が高いからです。初心者の多くは「顧客リスト(メールアドレスなどの連絡先)」を持っていません。集客力がない状態で自社メディアを作っても、誰にも気づかれずに終わってしまいます。
まずはプラットフォームが持つ集客力を借りて、販売の実績と経験を積むこと。これが成功確率を高めるための最も無難で確実なロードマップです。
2. 自社メディアで売った方がいい人・3つの条件
一方で、Udemyを使わずに「自社メディア」で販売した方が利益を最大化できるケースもあります。それは以下の条件に当てはまる人たちです。
① すでに「顧客リスト」と「経験」がある人
すでにメルマガ読者などのリストを持っており、ある程度Webマーケティングの経験がある人は、自社メディアでの販売が推奨されます。
Udemyの場合、頻繁なセールによって1,500円〜1,600円程度で販売されることが多く、講師の手取りは数百円程度になることも珍しくありません。 もし自社メディアで5万円の商品が1つ売れれば、Udemyで100個売るのと同じ利益が得られる計算になります。すでに自分の商品を待ってくれている顧客がいるのであれば、手数料を取られずに直接販売した方が収益性は圧倒的に高くなります。
② 実業で実績がある講師・コンサルタント
オンラインでの販売経験が浅くても、リアルな世界で企業研修や講師業を行っている人は、自社メディア向きです。 すでにクライアントとの信頼関係が構築されており、教えるプロとしての実績があるため、数万円〜の高単価商品であっても購入してもらえる可能性が高いからです。
③ 「高単価・大ボリューム」の商品を売りたい場合
10時間、20時間を超えるような超大作コンテンツや、専門性が高く高額で売れるポッドテンシャルがある商品は、安売りされるのを防ぐために自社メディアで売るべきです。
私自身も、今後コンテンツを追加して長尺になる予定の「AI関連の講座」などは、安価で買い叩かれたり、価格に見合わない理不尽なレビューをつけられたりするリスクを避けるため、あえてUdemyには出さずに自社メディア(Thinkificなど)のみで販売しています。
3. 「Udemyは稼げない」は大きな誤解
ここまで聞くと「やっぱり自社メディアの方がいいのでは?」と思うかもしれませんが、「Udemyは単価が安いからダメだ」と決めつけるのは、まだUdemyをやったことがない人の意見です。
Udemyには、単価の安さを補って余りある**「圧倒的な集客力」**があります。 たとえ単価が安くても、個人の力では到底集められないほどの人数に販売してくれるため、結果として大きな収益になることが多いのです。
4. 賢い戦略は「使い分け」にある
重要なのは、自分の状況に合わせてこれらを使い分けることです。
- 集客目的・ミドルエンド商品: Udemyの集客力を利用して、多くの人に手に取ってもらう。
- 収益目的・ハイエンド商品: 利益率が高く、コアなファンに向けた商品は自社メディアで販売する。
何も考えずにただ商品を量産するのではなく、「この商品はどちらで売るのが最適か?」「自分は今、集客が必要なのか、利益率を重視すべき段階なのか」を見極めることが大切です。
まとめ:あなたのステージに合った選択を
- 初心者・リストなし: まずはプラットフォーム(Udemy/Kindle)で実績を作る。
- 中級者・リストあり・実業家: 自社メディアで高単価販売に挑戦する。
- 戦略的な上級者: 商品によってプラットフォームと自社メディアを使い分ける。
今の自分がどのステージにいるのかを冷静に判断し、最適な場所でコンテンツを届けていきましょう。
コンテンツ販売の場所選びを例えるなら、「ショッピングモールへの出店(Udemy)」と「路面店の出店(自社メディア)」の違いに似ています。知名度がないうちはモールの集客力に頼るのが得策ですが、固定客がついたら路面店でこだわりの商品を高く売るのも一つの正解です。大切なのは、お店の成長段階に合わせて出店場所を選ぶ経営視点を持つことです。